インターネット上のサイトをアプリのように使う方法

できることならソフトをインストールしたくない

外出が多い生活をしているので、デスクトップとラップトップを必要に応じて使い分けています。 腰を据えるときには、フルサイズのキーボードと大きなディスプレイを使いたいので、デスクトップを使いたい。 クラウドストレージを利用すれば、データの共有は解決できますよね。設定さえしておけば、勝手に同期してくれますし。
問題はアプリケーション側。できる限りデスクトップとラップトップを同じ環境で使いたい。

そもそもソフト使わなければいいんじゃね?

ここ最近はクラウドサービスが便利になって、オフィスワークなどはソフトをインストールしなくても十分実用的な使い方ができるようになりました。 ソフトのライセンスを買わなくてもいいですし、クラウドで同期されるのはとても便利。
そういうコンセプトChromebookなのですけど、普段使ってるのがWindowsマシンなんですよね。Illustratorとか使いたいですし。

Chromeの起動オプションを利用してWebサービスをアプリ風に起動する

というわけでChromeをアプリ風に立ち上げてみましょう。Webサービスをアプリ風に起動す れば、手軽に使えるはずです。

やってみる

Step1.アプリ化したいサイトのアドレスを調べる

普通にアドレスバーからコピーすればいいですね。
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Step2.Chromeのショートカットを作成する

デスクトップに既にChromeのショートカットがあれば、それをコピペします。なければ作りましょう。
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Step3.プロパティーを編集する

作ったショートカットを右クリックして、[プロパティ]を選択。編集するのはリンク先の項目です。
リンク先アドレスの最後に
' --app=設定URL'と入力します。
例えばYahoo!だと
' --app=http://www.yahoo.co.jp/'
となります。
最後に[OK]をクリックして終了。
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名前もかえておく

"Chromeのコピー"みたいな名前になっているはずなので、わかりやすい名前に変更します。

Step4.ショートカットを使う

ダブルクリックすればアプリケーションのように起動します。メニューやバーが消え、Webサービス自体が一つのウィンドウとして起動します。 f:id:kana_yaz:20170923185258p:plain

便利そうなWebサービス

Excel Online / Word Online

みんな大好きExcelのオンライン版です。マクロ以外ならある程度の作業をこなせますので、地味に便利ですね。ファイルはOneDriveに保存するのが基本となります。
自宅で使うのだったらこれで十分なのかもしれませんね。 f:id:kana_yaz:20170923185300p:plain

日常業務

常に業務を行うためには、スムーズにログインできたほうがいいですね。

注意ポイント

Webサービスですので、当然の様にログインが必要なサービスではログインを求められます。そこら辺が面倒に感じるようなら、Chromeにパスワードを登録したり、自動ログインにすればいいかと思います。

URLに=などが入っている場合は、下のように--app=以降をダブルクオーテーションでくくってあげましょう。 '-app="http://www.hogehoge.net/key=xxyyy"'